雨で濡れたテントの乾燥方法について【mont-bell/ムーンライトの場合】

テントの乾燥方法

皆さん、こんにちは(^▽^)/

今回は雨に濡れてしまったテント(我が家の場合、mont-bell/ムーンライト7)を乾燥する方法をご紹介したいと思います。ちょっとしたテクニック的なことですので、場所さえあれば誰でも可能なはずです。また、多くのドーム型であれば、似たような形で対応できると思いますので、参考にしてみてください。

ちなみに、”テント乾燥サービス”などは利用しない前提です。ただ、この手のサービスも数千円ほど~あるみたいなので、定期的には利用してもいいかなとか最近考え出しています。ただ、今回は自分でやる方向での記事になりますので、また別の機会でご紹介できる事があれば記事にしたいと思います。

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雨男にとってはテントの乾燥は必須です(笑)

目次

まずは濡らさずに撤収を。

大前提として一番大事なことは、撤収時にいかに濡らさずに片付けるかが基本になります。ここでの差はそのまま帰ってきてからの手間にも差が出ますので、撤収時には雨の中とはいえ出来る限りの事はしておきたいところです。タープと違いテントは、寝る場所になるので、カビが生えたら最悪ですし、乾燥と言っても時間も必要なので、濡れている量は少ないに越したことはありません。

それでは早速、順番にご紹介していきます!
※私は家の駐車場(戸建て)で作業していますが、広い公園などでも可能だと思います。

乾燥手順

STEP
グラウンドシート+フレームのセット

まずは、グランドシートとフレームをセットして、テント本体やフライシートを張れる状態にします。この時のグラウンドシートは緑色が上(ピンが表面)になるようにします。下の写真にもあるように、グラウンドシートの裏面(緑色)にはフレームがセットできるようにピンが収納されています。そのピン全てをフレームにセットすると、テント本体とセットしたのと同じ状態に自立します。

mont-bell:ムーンライト乾燥方法-フレームセット
mont-bell:ムーンライト乾燥方法-グラウンドシートのピン

先ほどの記事「雨天時のテントの撤収方法について【mont-bell/ムーンライトの場合】」にも書いているのですが、グラウンドシートはできれば表面(銀色)をあまり濡らさない状態で片付けられるとベストです。このように自立させたとき、底面側に銀色の面がくる形になりますが、乾燥した状態で撤収できていると、表面は乾かす必要が無くなるためです。
※2枚目の写真を見たらわかりますが、キャンプ場で底面にしていた緑色の面はまだ水滴が残っています。(撤収した翌日の午前中です)

STEP
テント本体の乾燥作業

テント本体でどうしても濡れてしまう部分はボトム部分になります。フライシートからはみ出る部分でもありますし、底面は上から流れてきた雫が垂れてくるため常時濡れている部分でもあります。逆に底面自体(中央付近)はグラウンドシートがあれば、濡れることはあまりありません。
※グラウンドシートがテントからはみ出た状態でセッティングしてしまうと、そこから水が浸入するのでその場合は結構濡れたりします。大雨の時はある程度濡れてしまうケースが多いですね。

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ムーンライトの場合、下半分の茶色い部分がそうです。耐水圧は高く設計されていますが、濡れること自体は避けられないですね(笑)

mont-bell:ムーンライト乾燥方法-テントのボトム部分

写真だと分かりにくいですが、ピンが出ている付近が結構濡れています。このままだと底面との境目付近が一番乾きにくいです。よっぽど気温の高い時期でないと、ホントに中々乾かないです。

STEP
フックの位置を上の方で無理やりセッティング
mont-bell:ムーンライト乾燥方法-テント本体固定

テント本体にはあまり優しくないのですが、こうすることによって底面も無理やり引っ張り上げられるため、一番乾きにくい側面-底面の境目が外側に出てきます。この状態で置いておくだけですぐに乾きます!

ただし、条件は撤収時点で上半分(緑色の部分)がほとんど濡れていないこと。このやり方の場合だと上方向に無理やり上げた状態でセットしている為、上半分がぐちゃっとなるため濡れていた場合だと逆に乾きにくくなります。

テントの乾燥方法

この写真のように底面も濡れているケースは多々あります。しかし、写真のように表側に出てくるので簡単に乾かすことができます。もし2日目が晴れていて広い場所だったら完全にテントをひっくり返してしまうってのも手なんですが、私自身は上面(緑色)の部分を地面に転がすのがあんまり好きじゃないので、地面が綺麗な芝生じゃないキャンプ場では避けるようにしています。

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1日目が雨で仮に2日目が晴れていたとしても、地面は泥まみれですからね(^_^;)

注意点

グラウンドシートが濡れた状態で作業を進めると、テントの底面がまた濡れてしまいます
ですので、グラウンドシートを先に拭いて完全に乾かしてしまう必要があります。その上で先ほどの手順で本体を乾かすという段取りになってきます。

もう一つの方法があるのですが、まずフライシートをこの写真の状態で乾かすことです。フライシートが乾く内にグラウンドシートも乾いています。
※この状態であればタオルなどでグラウンドシートが拭けます。

mont-bell:ムーンライト乾燥方法-フライシート
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スペースに余裕があれば前室部分もちゃんと引っ張ってピーンってしてあげれば綺麗に乾くんですけど、スペースの都合で私はだらってしたままですけど…。これだとしわが残りやすいんですよね(^_^;)

おさらい
STEP
グラウンドシートを広げる(緑色が上面)
STEP
フレームをセットする
STEP
フライシートをセットして乾かす
STEP
テント本体を通常より上側にセットして乾かす
STEP
乾いたものから順番に畳んで収納

2021.11.21追記

最近、近くの公園で思いっきり広げて乾燥させてきました!
自宅だと中々広げて乾燥させるのは難しいので、たまにはこんな乾燥もありですね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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