キャンプの舞台裏|たくさんの失敗から学んだ教訓を紹介!

キャンプの舞台裏|たくさんの失敗から学んだ教訓を紹介!

皆さん、こんにちは(^▽^)/

今回は私がキャンプで色々と失敗して学んだ教訓をご紹介したいと思います。行った場所や回数なども含めて経験値は高い方ではないのですが、これからキャンプを始める方や始めたばかりの方に少しでも参考になればと思います。

私がキャンプを始めてもう何十泊(100泊は行ってないと思う…)かにはなりますが、今でこそトラブルの類はだいぶ減ったし何かあっても対応できるようになってきていますが、やはり最初は色々とありました。そんな私が経験した失敗やトラブルなんかをいくつか書いていきたいと思います!

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予定通りいかないのも含めてキャンプなので、トラブルも楽しめるようになると本当に楽しいんですけど、中々難しいですね(^_^;)

目次

道具関係

キャンプは基本的に(手ぶらでキャンプ!プランみたいなのは除外)手ぶらでは行かずに色々と道具を持っていく事になります。忘れ物なんかはいまだにチラホラありますが、そもそも知識不足から困ったことになった事例をいくつかご紹介します。

ペグ

テント泊である以上、ほぼ必須になると思われるギアです。そのため、たくさんのメーカーからたくさんの種類のペグが販売されていますが、甘く見ると痛い目を見ることもあります。

最初の頃はまともに調べもせずに、量販店とかでプラペグを購入してキャンプに行ったところ、現地の地面が砂利交じりで撃沈しました。プラペグにはメリットももちろんあるのですが、やはり用途が限定されます。プラペグ+プラハンマーというセットを購入していたのですが、固い地面にはほとんど刺さらず、ペグも先端がつぶれてしまったりなどで、ほとんど使えない状態にしてしまったことがありました。

その時のテントがドーム型だったこともあり、ペグ無しでも自立はしていたので、結局ペグは使用せずにキャンプを続行と言う対応だったのですが、強風が吹いたりするリスクを考えるとあまり選択したくない対応ではありました。

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現在のペグは全てエリッゼステーク(鍛造ペグ)で統一です!

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また、鍛造ペグで統一した後のキャンプでも、地面が柔らかめ(海が近いので砂交じり)のキャンプ場で、タープ(ヘキサタープ)を張っていたらペグが抜けることがありました。その時はテントで使用する本数(8本)とタープで使用する本数(8本)の計16本しか持って行っていなかったのですが、海沿いと言う環境上、風が強い+地面が柔らかいという悪条件が揃ってしまい、ペグの保持力が足りない事態になってしまいました。

その時の対応としては、テントのペグ本数を減らす(8本→6本)+タープの片側をペグを使用せずに木にロープを固定+メインポールのペグ(4本分)をクロス打ちで補強、と言う形で何とか過ごすことが出来ました。本当に強風で危険を感じるのであれば、そもそもタープは張らずに畳んでしまった方が安全(たまにペグが抜けてタープがヒラヒラしている光景を見ます)なのですが、そこの判断は正直難しいですね。この時も慌ててスマホで「ペグ 強風 抜ける 対策」とかで検索してクロス打ちと言う方法にたどり着いた記憶があります。

ペグの打ち方のバリエーションとして覚えておきたいクロス打ち。

文字通り、2本のペグをクロスしてペグダウンする方法です。

最大の特徴は、基本的な打ち方より抜けにくくなるところ。

キャンプには欠かせないペグ打ちですが、風が強い日や地面が不安定な場合に役立つ方法なのでぜひマスターしておきましょう。

出典:ペグの基本の打ち方をマスターしたら覚えたい!クロス打ちの方法を詳しく解説 – Arizine(アリジン) (arinomi.co.jp)
  • ペグには使用場所によって適したペグの種類がある
  • 最も万能な種類のペグは鍛造ペグ
  • 少し余裕のある本数を所持している方が安全

ロープ

先ほどのペグと必ずセットになるのが、ロープ(ガイロープ/張り綱)です。ペグほどに耐久性がある訳でもないので、定期的に入れ替えが必要になるとはいえ、大事に使用している限り結構な回数は繰り返し使用できます。そのため、決まった長さで切断したあとは、その長さ/本数のロープさえ持っていれば、問題になる事はあまりありません。

私も最初の頃は、タープで使用する本数(メインポール用の4本)と洗濯ものを干したりするように1本の計5本だけしか持って行っていなかったんですが、今から考えるとやはりトラブル時の保険として1本だけというのは少々心許ない本数です。

実際に体験したトラブルとしては、純粋にロープが消耗していて破断しそうになっていた(破断前に気づけましたけど)事です。どうしても自在金具なんかを毎回同じ位置で使用しがちなので、同じ部分だけがどんどん消耗していって、そこだけが毛羽立ってくるんですよね。急遽、予備(洗濯用)のものに交換したとはいえ、残り3本も同じ時期から使い始めているので、不安な気持ちを抱えながら就寝した記憶があります。

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ロープは”消耗品”という意識が大事ですね!

また、もう1点トラブルと言うかこんなケースもあったという紹介になりますが、サイトの地面がイマイチでペグを打ちたい場所が硬く(大きい石が埋まってた?)、ぺぐが打てない状態でした。その時は近くにあった木に結んで引っ張ったことがあります。この時は予備を持っていたので問題なく対応できましたが、最初の頃の状態だとお手上げだった気がします。

ちなみに現在の予備の状況としては、数本の予備+30m巻のロープ、と言う状況です。持っている長さの物で対処に困る場合は30m巻から切断して使用できるので、大抵のケースは対応できます。どうしても荷物は少し多くなってしまうのですが、私の場合は安心感を優先するようにしています。

  • ロープは消耗品である
  • 予備は必ず必要

焚き火の火種

キャンプと言えば焚き火って方もいるぐらいですし、焚き火目的でキャンプを始める方もいらっしゃるかと思います。私自身、最初の頃は焚き火はしていなくて、途中から焚き火をやりだしたのですが、焚き火関係でも少し失敗がありました。

こちらの記事でも少し触れている通り、最初は小さい焚き火台でお試し的に子どもに焚き火を体験してもらっていたのですが、その際に、親として”いい所を見せたい欲”もあり、メタルマッチで火おこしを行うつもりでした。ただ、メタルマッチって少しコツがいるというか難しいんですよね。その時も小枝とかに頑張って着火しようとしていたのですが、いきなり小枝に着火はやはり難しく、結局どうしたかと言うと、当時持っていたコールマンのツーバーナーで小枝に火をつけて、それを焚き火台に投入するという無理矢理な方法で対処しました。当然子供からしたら楽しさ半減というか、申し訳ないことをしたなと思います。

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やはり事前の情報収集は必要だな、当時すごく反省した記憶があります。その後、ちゃんとした(ファミリーサイズの大きさ)焚き火台を購入→バトニング用ナイフの購入などを経て、現在はメタルマッチでも着火できるようになっていますが、火種としての麻紐を持って行っているのと、緊急用としてガスマッチも常に持っていくようにしてます。やはり天候(雨上がりなどで湿気てる)の影響も大きいので、火が付きにくいことは多々あります。無理にメタルマッチに拘らずに焚き火を楽しめるように、ガスライター系は所持しておいた方が何かと便利かと思います。

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  • メタルマッチで木材に直接着火は難しい
  • メタルマッチには火種(麻ひもなど)は必要
  • ガスマッチ(バーナー)などもある方が安全

キャンプ場

次にご紹介するのはキャンプ場そのものに関するトラブル(困ったこと)に関して、少し書いておこうと思います。

夜遅くまでの騒音

これはよく色々なところで書かれている事ですので、経験のある方も多いと思いますが、一部の方がどうしても夜遅くまで”どんちゃん騒ぎ”をしていてうるさくて寝れない、と言うケースです。友人とキャンプにきてお酒を飲んでワイワイってのが楽しいのはもちろん理解できるのですが、それぞれのキャンプ場のルール(例えば22:00以降はクワイエットタイム)があるので、そこの範囲で楽しもうねとは思います。クワイエットタイムはルールと言うより本来マナーに近い部分かと思いますが、守らないグループと遭遇すると楽しいキャンプが台無しになりかねない場合があります。

では、この手のトラブルに対する有効な回避方法方はあるのかと言われれば、正直なところ確実な方法は無いように思います。強いてあげるとすれば、区画サイトよりフリーサイトの方がグループで集まりやすい分、可能性が高いかなという程度の印象です。ただ、運要素が強い側面が多いので、こればっかりは当日行ってみないと何とも…と言うところでしょうか。

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遭遇したら諦めるしかないですかねー(^_^;)
直接注意するとかはトラブルの元になりかねないですし、管理人さんが常駐しているキャンプ場なら管理人さんに相談とかですけど・・・

ただ、この騒音問題は自覚が無いだけで意外に自分が該当してしまっているケースもある気もします。私もたまに朝から焚き火をするケースはあるのですが、以前に朝の6時前から薪割りをしている方が隣のサイトだった時がありました。私は前日にたまたま薪割り等は全て終わっていて、あとは燃やすだけと言う状態だったのですが、その時に『次からは気を付けよう…』と自戒を込めて思った記憶があります。

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薪割り(バトニング含む)って結構響くんですよね・・・

お風呂

我が家はキャンプでのお風呂(シャワー)は必須な家族ではなく、”あれば入る”ぐらいの方針なんですが、キャンプ場(もしくは近隣)でのお風呂にまつわるトラブルは起こりがちです。

(1)営業時間

特に近隣の温泉を目的としているケースで、我が家はよく失敗するのですが、事前に営業時間を確認しておらず、温泉に到着したら、『あと1時間で閉めますが…』みたいな状態になったことがあります。のんびり湯船に浸かりに来たのに、まさかの慌ただしく入浴する羽目になるという。

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前に20:00クローズの温泉ありました・・・

(2)前の人が出てこない

順番(時間)を事前予約するタイプのキャンプ場のお風呂で、前の人が時間を守らず(時間になっても出てこない)、私の時間がほとんどないみたいな状態になったこともあります。騒音問題と根っこは同じなのですが、1分過ぎたからって目くじら立てることはありませんが、ルールは守る努力はしましょうよ、と思います。

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結局5分ぐらいでバタバタっと出た気がします・・・

(3)終盤のシャワー室はリスキー

キャンプ場の設備状況や方針にもよりますが、シャワー室の清掃って基本的に翌日の朝が多いと思います。お客さんが利用する時間帯に『ちょっと清掃しまーす』みたいに途中で清掃している場面に遭遇したことはありません。という事は、あまり遅い時間に行くと、結構汚い場合があるんですよね。一番最悪だったのは、排水溝に髪の毛が詰まって、シャワー室の床がどんどん水が溜まっていくという・・・。

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早めの利用がオススメです


と言う訳で、今回は私が経験した失敗やトラブルなどを紹介してみました。失敗やトラブルを完全になくすことは難しいと思いますが、トラブルや失敗を笑って楽しめる余裕を持ったキャンプができるように成長していきたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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