キャンプで焚き火は必要ですか?やらない選択もあり?

キャンプでの焚き火

皆さん、こんにちは(^▽^)/

今回はタイトル通り、キャンプでの焚き火について少し書いていきたいと思います。
”キャンプと言えば焚き火!”ってぐらいに言われることもありますが、本当に焚き火はキャンプで必須なのでしょうか。私自身、キャンプ歴自体は数年(10年ぐらい)ですが、焚き火を始めたのはここ1年弱なので、焚き火をやって良かったこと、逆に無くて良かったこと、そういった部分について考えてみたいと思いますので、少しお付き合いくださいm(_ _)m
結論から言うと、必ず必要とまでは言えないのでは?やらないという選択もありでは?というのが私の考えです。というよりそんなの個人の自由ですよね(笑)

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ちなみにアイキャッチ画像は私ではありません(^_^;)
フリーの写真素材ですので。

ちなみに、焚き火について良かったことやデメリット、無くてもいいんじゃない?みたいなことを思ったままにツラツラ書いているだけなので、本当にただの個人的な感想ベースです。

目次

焚き火の良さって何?

この点については、私自身の体験ベースでの話になりますが、一番に挙げることができるのは、子供たちに焚き火を体験させてあげることができた事、になると思います。火の取り扱いやナイフの取り扱いといった危険作業の体験、モノが燃える仕組みについての理解(理科で習う燃焼ですね!)、などは焚き火を行うからこそ体験できる部分ではないかと。なかなか街中暮らしでは、日常で触れることのない作業ばかりですので、こういう体験ができるってだけでいいんじゃないでしょうか。
実際、生きていくうえで焚き火の体験が無いから困ることは特にないと思います。私自身、この年になるまで焚き火はしたことがありませんでしたし、後悔や困ったことは全くありません。もちろん、この手の体験が子供たちの成長にプラスになる!とかいう教育理念も特に思っていませんし、ただ単純に楽しめることが一つ増えるってだけです(^_^;)
そもそも、何かに火をつけて燃やすなんて作業を親公認でできるのは焚き火ぐらいではないですかね(笑)

もう一つ挙げるとすれば、調理の幅が広がること。カセットコンロにせよ、バーナー系にせよ、直火での料理とは少し違います。直火ならではの料理ってのがポイントです。ホイル包みの類なんかがそうですよね。とりあえず包んで火の中にほり込んでおく(火加減や置く場所は気を付ける必要がありますけど)だけで一品出来上がりますからね!
調理についてはどんなスタイルでどんな料理を食べたいかによるので、ホント人それぞれな部分だと思いますが、これはこれで私も焚き火を始めて良かったと思えた部分になります。

あとは、焚き火を見てたら落ち着く(1/fゆらぎってやつです)とか、家族の会話の時間が増えるとかよく言われていますが、ここは個人の好みかと(笑)
我が家は子供が小学生でファミリーキャンプですので、この部分は良かった!と感じる部分は少なかった気がします。子供たちがワーキャーしてるので、そもそも焚き火を見えて『ふぅ~』なんて優雅な時間があまり無いし、ここらはソロ・デュオキャンプになってからかと思います。

忘れちゃいけないポイントが一つありました。純粋に暖かいってことです。真夏のキャンプはさすがにこの恩恵は無いですが、春・秋なんかはありがたいですねー。山手にキャンプに行くことが多いので、夕方からは冷え込むので、焚き火の暖かさは本当に『あぁ~あったかーい・・・。』ってなります(笑)

ちなみに私が愛用している焚き火台はこちらです。

焚き火をすることで困ることは?

今のアウトドアブームのおかげで、キャンプや焚き火はすごくいいものだ!みたいな雰囲気が強い気がしますが、逆に焚き火を始めて困ること(デメリット)についても、私が感じた部分を書いてみたいと思います。
一番は、荷物が増えること・お金がかかること。これ大事です。焚き火台は当然必要ですし、薪も必要になります。もちろん薪は現地調達って方もいらっしゃるので、薪は荷物としてはカウントしないって場合もあります。ただ、その場合は余計に費用がかかります。キャンプ場で薪を買うとやっぱり少し高いですからね。薪の調達方法にもよるかと思いますが、毎回確実に1,000円~数千円って費用が余計にかかることになるので、ふと冷静に考えると『・・・』ってなる場合がありますよね。
また、ファミリーキャンプの場合、車移動が大半ではあると思いますが、それでも積載問題は存在しています。薪を毎回家から持っていくとなると、それなりの体積を占めてしまうので、やはり焚き火を始めてから少し積載に悩むポイントが増えました。また、焚き火をすると言っても細かい道具はやはり色々と増えます。防炎シート・ナイフ/鉈/斧・着火装置類など、大きく場所は取らないものの、道具箱をさらに圧迫してくれるギア達です。(ギア収集の沼に引きずり込む悪魔ですね~(^_^;))

また、意外に見落としがちなのが、時間を圧迫することです。これはキャンプスタイルにもよるので一概に言えるものではありませんが、焚き火ってわりと時間を取られます。私はメタルマッチで着火しているので余計ですが、バトニングを行い、フェザースティックを作って、麻紐をほぐして・・・なんて作業をしていると、1時間なってアッという間です。もちろんこの準備時間も含めて楽しいので苦痛ではないんですけど、焚き火を始めてからぼーっとする時間が減った気がします。昼過ぎにチェックインしてから設営終わらせて、一息ついたらもう焚き火の準備!みたいな感じになっちゃいますねー。
もちろん翌日の灰の処理や帰ってからの片付けや清掃なんかも含めて余計にひと手間増えることになりますので、元々時間に追われがちなキャンプスタイルの方は焚き火は少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。

最後にもう一つ。煙のニオイが付くことです。キャンプに行ってシャワーやお風呂に入ることはあったり無かったりではありますが、仮にシャワーを浴びても、その後焚き火をしてたりするので、結局ニオイが付いたりすることがあるので、ちょっと微妙です。もちろん服は着替えれば多少マシですけど、それでも顔とか髪の毛とかには残りますね。気になる方はシャワー前に焚き火は終了ですけど、そうなるとますます時間に余裕がなくなるので、これまた微妙な話になってきます。

焚き火が無かったときは?

冒頭にも少し書きましたが、私が焚き火を始めたのはここ1年ぐらいです。ですので、それ以前は焚き火無しでキャンプを数年行ってました。その時のことを改めて振り返ってみると、無くても特に困らなかったかな?というのが正直な感想です。
子供がもう少し小さい時とかは、夜に子供を寝かしつけた後に嫁さんと二人で何かツマミながらおしゃべりは普通にしていたので、焚き火を始めて会話が云々ってのは特に感じなかったですね。子供も含めて焚き火を囲んでってのは増えた気がしますので、これはこれで良いとは思います。ただ、先ほども少し書きましたが、やることが単純に1つ増えているので、時間の余裕が減った(もしくはやることを一つ減らした)のだろうなとは思います。焚き火をしていなかったキャンプは、本当にのんびりしに行っていたという感覚でしたけど、今は焚き火をしたり・外で料理を食べたりってのがメインに移ってきた気がします。

で、結局・・・。

まぁ、ありきたりではありますが、お好きにどうぞってのが結論です Σ( ̄□ ̄|||)

そもそもキャンプにこれはしなくちゃダメってのは無い訳で(マナー的な事は守らないとダメですけど)、好きなことをやればいいんです。若干挑発的なタイトルにしてしまいましたが、決して焚き火を否定しているわけでは無いですし、今は十分焚き火を楽しんでいます。ただ、”キャンプに行ったら焚き火をするのは当たり前でしょ?”とか、”キャンプの醍醐味は焚き火でしょ?”みたいな雰囲気はどうなんだって最近感じているのがありまして・・・。

まぁ、ブームってそんなもんでしょ、と言われればそれまでなんですけど、若干強引な押し売り雰囲気に少し食傷気味に感じてしまったので、こんな記事を書いてみました。もちろん最初(初心者)のころは色々とスタイル含めて提案・紹介されて、自分なりに取捨選択してアレンジし行く部分もあるのは分かっていますし、そういうのも当然必要だと思います。私もブログやコラムなどを読んだり、キャンプ場で他のキャンパーさんのギアやセッティングを見て「なるほど~」って取り入れたりした部分もたくさんあります。ただ、なんか「う~ん・・・」って最近感じることが多い気が…。たまたま私が似通った記事しか見ていないだけなのかもしれませんけど(^_^;)

グダグダした記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

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