皆さん、こんにちは(^▽^)/
今回は先日行った「ひよしフォレストリゾート 山の家」でのキャンプで作った【パエリア】について書いてみたいと思います。今までのキャンプでも何度かパエリアは作っているのですが、我が家にとっては結構定番メニューになりつつあります。タイトルの通り、意外に簡単に作れる上に普通に美味しい、そうです、キャンプ飯に求める条件にぴったり合致しています。そして味付きご飯なので子どもたちも大好きという万能メニューなパエリアのご紹介です。
パエリアの良い部分
レシピなどの紹介の前にキャンプ飯としてパエリアの良い部分を少し考えてみたいと思います。
(あくまで個人的な主観です)
とにかく美味しい
食事としてこれは重要です。もちろん好き嫌いもあるので全員に当てはまるものではないと思います。それでもアウトドア効果もあり、結構上位にランキングできる美味しさではないかと考えています。具材に何を入れるかにも影響されると思いますが、一般的には魚介系(シーフード)をメインにすることが多く、ニンニクの風味もプラスされるのでガンガン食べることのできる美味しさだと思います。
彩りが綺麗
こちらは主にパプリカの効果です。赤パプリカ・黄パプリカの色がとても映えます。アイキャッチ画像のものが今回の完成形だったのですが、本当は緑系も少し混ぜると寄り綺麗だったと思います。後は具材が何かにもよりますが、エビだったりアサリだったりがさらに見た目をUPさせています。
我が家の子どもたちはパプリカ嫌いなのできっちり残していました(^_^;)
料理中に「♪ぱぷり~か、花が咲い~た~ら~」とか楽しそうに歌ってたのに(笑)
子どもでも作ることができる
こちらもキャンプ飯としてはかなり重要なポイントです。子どもが手伝うことができる(もしくはメインで作業できる)というのは色々な意味で大切かと思います。今回、我が家でも小学3年生のお嬢がメインで作りましたが、横から嫁さんが説明&フォローしながらとはいえ、ほとんど自力で調理していました。
※一応、市販のパエリアスープは使わずに作っています。
アレンジ(具材)が豊富
たこ焼きやカレーとかとも通じる部分ですが、中身の具材を変えることができるので、何度作っても飽きることなくチャレンジできる楽しさがあります。その分失敗するリスクは多少抱えることになりますが、それもアウトドア料理の楽しみのひとつかと思います。
簡単なレシピ
それでは、簡単なレシピをご紹介していきます。定番料理でもあるので、ネットで探せばいくらでもレシピは出てくるかと思いますので、しっくりくるものを選んでいただければと思います。今回我が家ではフライパン+イワタニのカセットコンロ(タフまる)での調理ですので、その前提でご覧ください。
- エビ ※私は殻付きがオススメ
- アサリ ※美味しさ重視なら貝がら付
- シーフードミックス ※無しでもOK
- 鶏もも肉
- パプリカ(赤)
- パプリカ(黄)
- トマト ※缶でもOK
- ニンニク
- 玉ねぎ
- お米
- 水
- 白ワイン
- ターメリックパウダー
- コンソメパウダー
- オリーブオイル
分量などはちゃんとしたレシピを参照してもらった方が安全です。
途中のスーパーで見つけた食材や家の冷凍庫の余り物で作っているので、結構いい加減です。
調味料もレシピを参考にしつつも目分量でしたし(笑)
まずは、事前にスープづくりです。
水・白ワイン・コンソメ・ターメリックを混ぜ合わせておきます。4人前(お米2合)であれば、合計で400㏄ぐらいが目安だと思います。水350㏄+白ワイン50㏄あたりです。コンソメは具材からいい出汁が出そうなら控えめ、期待薄なら多めで。
材料のカットです。
ニンニク・玉ねぎ→みじん切り、パプリカ→短冊切り、鶏もも肉→お好みサイズ(小さい方が火は通りやすいですが、食感を楽しむなら大きめ)、トマト→適当にぶつ切り、にて切っていきます。鶏もも肉はこの段階で塩コショウで下味をつけておくといいです。
横で見ているこっちが緊張しますね。
ちゃんと猫の手しています(⌒∇⌒)
ちなみに包丁はUNIFLAMEの「ギザ刃 牛刀」です。何かの機会があればまた紹介記事でも書こうと思っています。(結構使いやすいです)
フライパンにオリーブオイルを多めに引いて、ニンニクを炒めていきます。香りが立ってきたら玉ねぎを入れて、さらに炒めます。炒め加減は玉ねぎが透き通ってくるぐらいまで。
玉ねぎにある程度火が通ったら、次はパプリカと鶏もも肉を炒めていきます。鶏もも肉の表面に焼き色が付いてきて、中身にもある程度火が通るぐらいのタイミングで、一旦パプリカと鶏もも肉は取り出しておきます。
パプリカと鶏もも肉を取り出したら、お米を投入します。お米は研がずにそのままで構いません。弱火でじっくり炒める(どちらかと言うと油をしみこませるイメージ)のですが、全体的に油がコーティングされたようになるぐらいまで炒めます。(5分ぐらい)
お米に熱+油が付いてきたら、ぶつ切りトマトを入れます。トマトの食感を残したいのであれば、軽く炒める程度で良いと思いますが、ある程度この段階で潰してしまうのもアリです。
最後に事前に作っておいたスープを投入します。全体に馴染んできたら、魚介類(アサリやエビなど)を入れていきます。また、先ほど取り出した鶏もも肉もこのタイミングでフライパンに戻します。
※パプリカはまだ出したまま。
ちなみに今回は、アサリの口がちゃんと開くのか少し不安だったので、先にアサリだけを投入し、少しだけグツグツとなってから、エビとシーフードミックスを投入しました。
パプリカ以外の材料を全て入れたら、フライパンの蓋をして弱火のまましばらく待ちます。
おそらく10~15分程度だと思います。
フライパンの音がグツグツ→パチパチに変わるぐらいが目安です。
一旦ふたを開けたら、パプリカを入れて少し(10分ちょっと)だけ蒸らします。”おこげ”を作りたい場合は蒸らしが終わった後に、強火で少しだけ火を入れます。水分の残り具合やフライパンの状況しだいですが、すぐに”おこげ”はできると思います。
おこげが出来たらふたを開けたら完成です!
パプリカを投入するためにふたを開けると良いニオイが出てきます。
もうこの時点で蒸らさずそのまま食べたいのをぐっと我慢です。
注意点
カレーと同じく失敗が起こりづらいのがパエリアの良い所でもあると思いますが、少しだけ注意する部分もあります。
パエリアに何を求めるのか?
美味しさを求めるのかお手軽さを求めるのか調理を楽しむのか、少し考えたうえで具材などの準備は進める方がいいと思います。我が家でも今回のようにスープから作る場合もあれば、市販の”パエリアのもと”みたないものを買う場合もあります。どちらを選択しても美味しいのですが、違った方向に行ってしまうと、少し不完全燃焼気味になってしまう場合があります。
※これはパエリアに限った話ではないですね。
極端な話、調理は無視して時間と美味しさを優先するならこんなパエリアキットもあったりします。ソロなら自由ですが、ファミリーキャンプなどの場合、パートナーや子どもと方向性を事前に確認しておくことは必要かもしれません。
具材のこだわり
何を入れるのかにもよりますが、定番どころで言うと「エビ」あたりでしょうか。今回いれた「アサリ」なんかもそうですが、”殻付き”を選ぶのか”むきエビ”・”むきアサリ”を選ぶのか、と言う問題があります。食べやすさはもちろん向いてる方が圧倒的に楽です。ただ、美味しさ(出汁)を考えるとやはり殻付きに分があるように思います。
見た目だけの話で言えば、エビは殻付き・有頭エビ、アサリは貝殻付の方が間違いなく絵にはなります。
でもその分ぶっちゃけ食べにくいですよね(^_^;)
他のメニュー
メンバー構成やお酒の有無などにもよりますが、パエリア以外に作るのかどうか、と言う点も少し考えておく必要があります。カレーなどと同じくご飯ものなので、それなりにお腹がふくれます。もう1品欲しい気持ちはあるけれども、そこまでガッツリも食べられないし、調理器具も限られているし…、と言う状態になりがちですので、意外に悩むことがあります。
ちなみに、我が家は”もう1品!”って時は大抵、このメニューが多いです。余ったお肉(魚介類)をアルミホイルで包んで焚き火の上に置いておくだけ。今回も鶏もも肉の余りでとりあえず焼いてみました。
今回はキャンプでのパエリアのご紹介でした。そこまで手間もかからないし、調理も簡単、でも抜群に美味しい、そんな万能メニューなパエリアです。アレンジもたくさんできるので、飽きることも無く色々とチャレンジできる楽しさもあります。参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございます。