皆さん、こんにちは(^▽^)/
今回は雨の日にキャンプに行くとき、持っていくと助かる”あると便利”な持ち物をご紹介したいと思います。雨の日の設営・撤収などは結構大変ですし、少しでも早く終わらせたい・後片付けを少しでも楽にしたい、そんな時に少しでも役立つと思いますので、参考にしてみてください!
私自身の経験に基づく”便利なもの”を中心に書いていますので、他にもきっと良いものはあるでしょうし、私が気づいていないものもたくさんあると思います。色々な候補のうちのひとつにしてみてください!
私自身がそうですが、車で行くファミリーキャンプ(子連れ)が前提となっています。バイクの方やソロの方とかは少し趣旨が変わってくるかと思いますので、その点はご了承くださいm(_ _)m
『俺は雨なんて気にしねぇ!』ってワイルドな方とか、雨を見ると『ヤッホゥ!』ってテンションの上がる方はスルーしてください(笑)
雨に濡れるのはヤダ、雨予報を見ると『ゲッ…。』って思う方のための記事です(^_^)v
傘
まずは、必須アイテムといいますか、一応持っていきましょう。
折りたたみ傘にするか普通の(?)傘にするかは、天気予報や積載状況にもよってきますが、我が家では折り畳み傘は天気予報に関係なく1~2本は持っていくようにしています。雨予報の時は人数分の長い傘を積んでいきます。
ちょっとした移動(キャンプ場ならトイレとか洗い物、道中のSAなど)だと、傘が一番お手軽です。コンビニの駐車場ぐらいの距離なら小走りで十分なのですが、ある程度距離があって、ちゃんと降っているときとかはやはり傘は必要になります。ちなみに傘は荷物の奥底ではなく、ちゃんとアクセスしやすい所に入れておくのがポイントです。経験上と言いますか、やはり山の天気は読めない(変わりやすい)のもあり、予想外の雨にはよく降られますので、折り畳み傘に助けられた回数は数知れず…。
予報が曇りマークとかなら降られる覚悟はしていますが、晴れマークだけで降られたときとかは、ホント雨男だと実感します( ;∀;)
ただ、やはり難点はあるもので、当然ながら片手はふさがってしまいますので、作業中にはなかなか使えないですし、小さい子供(幼稚園未満とかなら確実に)にはやはり危ない側面もあります。手軽であるがゆえに万能では無いですね。
雨のキャンプで”傘”の【メリット/デメリット】
- 手軽に出せて、すぐにしまえる
- 小雨ぐらいなら足元以外はほぼ濡れない
- (折り畳み傘の場合)収納場所に困らない
- あるレベルの雨を超えると顔意外ほぼ濡れる
- 片手がふさがってしまう
- 幼稚園より小さい子供には色々な面で不向き
レインウェア(かっぱ)
こちらも我が家では必須アイテムのレインウェア。合羽(かっぱ)とかとも言いますね。”レインウェア”と言った方が格好いいのは分かっていますが、言い易いので普段は”かっぱ”と言っています(^_^;)
こちらは傘とは違い、キャンプ場で最も強みを発揮するアイテムとなります。その為、予報が晴れなら着替えなどと一緒のカバンに入れる、予報が雨なら車内のすぐにアクセスできるところに置いておく、というような形で収納しています。
先ほど”キャンプ場で最も強みを発揮する”と書きましたが、具体的には設営・撤収のタイミングでものすごく便利なアイテムです!設営や撤収というのは”作業”になりますので、両手を使うことは多々あります。傘を片手に持ったままの作業はほとんど難しいと思われます。もちろん、濡れながら作業して後で着替えるというのも無しではないですが、春秋の肌寒い時期に濡れてしまうと風邪をひいてしまうリスクがある上に、わざわざ【濡れた着替え】という荷物を増やす結果になってしまいます。レインウェアは通常の衣服と違い、かなり薄い生地ですので、収納状態は非常に小さく収まりますので、そもそも荷物としてあまり計算しなくてもいいサイズになります。また、濡れてしまっても撥水性があるので、少し干しておけばすぐに乾いてくれます。
レインウェアは、雨の撤収時にはむしろ必須アイテムと言っても過言ではない位置づけです。撤収後に車内に入る前に脱いでしまえば、濡れていない服で普通に車内に乗りこめますので、タオル一枚あれば顔や手などを少し拭くだけで終了です。
また、小さい子供なんかは先ほどの傘よりだいぶ安全・確実ですので、そういう意味でも非常に有用です。
しかしながら、注意しなければいけないポイントは、性能はほとんど価格に比例する傾向にあるという部分です。もちろんメンテナンス状況や購入からの経過時間(使用時間)にもよる部分はありますが、安物はやはり色々と難があります。水の侵入があったり、すぐに破れたり、異常に蒸し暑いなどのトラブルが早期に出てくるかもしれません。
私自身も今までに何着か購入して実際に使用してきていますが、ちゃんとしたアウトドアメーカーのものが一番使ってて不満が少ない印象です。バイク用のものも結構いいんですが、動きやすさなどを考慮すると、やはりアウトドアメーカーの方に軍配を上げたくなるイメージですかね?
雨のキャンプで”レインウェア”の【メリット/デメリット】
- 両手が使えるため、設営・撤収時に圧倒的に便利
- それなりの雨でも衣服はほとんど濡れない
- 収納場所に困らない
- 性能が価格に左右される傾向がある
- メンテナンスを怠ると撥水性能が落ちる場合がある
レインブーツ(長靴)
少し判断に迷うアイテムとしてレインブーツ(長靴)があります。どうして”判断に迷う”かと言いますと、思いのほか場所を取ってしまう事、が挙げられます。レインブーツと言ってもロングタイプやショートタイプなど色々ありますが、どうしても上に荷物が置けない・形状的にデッドスペースが生まれやすい、などのデメリットがあります。
ところが、デメリットを大きく上回るメリットがあるのも事実です。キャンプ場の地面は、ほとんどが土・草などの自然環境です。その中で雨が降ると当然ながら泥だらけとなります。そういう泥だらけの地面ではレインブーツが圧倒的に力を発揮します。少々の雨が降ろうとも、泥だらけの水たまりがあろうとも、ある意味無敵です(笑)
設営のタイミングで靴が濡れてしまうと、真夏でない限り帰るまでに乾くことは考えにくいです。そうなると設営が終わった後は何を履くのか?となってしまいます。また、撤収時に靴が濡れても、帰りの運転はビショビショの靴で?ともなります。そういう事態を考えると、積載のデメリットを覚悟のうえでレインブーツを持っていく価値はあるとも考えられます。
子どもたちにとってもレインブーツは強い味方です。
子どもって水たまりを見つけると条件反射で足を突っ込む習性があるそうです(笑)
ちなみに、帰宅後の月曜日に学校に履いていく靴を考えると、レインブーツを履いていてもらった方があらゆる面で親の立場からは助かります!
雨のキャンプで”レインブーツ”の【メリット/デメリット】
- 水たまりや地面の泥を気にしなくていい
- 靴が濡れずに済む
- 子ども達にとっての最強の味方!
- 車での積載でどうしても場所を取る
ゴミ袋
私が雨の日のキャンプで最も時短効果が高いと思っているのがこのゴミ袋(ポリ袋)になります。車の積載に若干の余裕があることが前提条件にはなってしまいますが、濡れたものをとにかくゴミ袋に入れて、そのままトランクルームに放り込む。雨の日の撤収はこれに尽きます(笑)
テントのフライシートやタープなどは本来乾かしてから収納したいところですが、当然ながら雨が降っていては不可能です。キャンプサイトでテントなどを分解したら、その場でゴミ袋にフライシートを入れて、ゴミ袋ごと運んで車に入れてしまいます(そのままだと車内がビショビショになるので、2重でゴミ袋に入れます)。前述のレインウェアやレインブーツなども作業後には同じくゴミ袋に入れてしまう。家に帰るまでの数時間と割り切って、綺麗に畳むことも無く、くるくるっと丸めて入れてしまいます。そのおかげもあり時短効果が生まれます。私の体感レベルではありますが、50%ぐらいの時間で片付いていると思います!
雨の時の撤収は、とにかく早く終わらす、というのがポイント(というより願望)です。そのため、キャンプサイトとトランクルームにそれぞれゴミ袋を置いておくと非常にスムーズに作業ができます。ゴミ袋は場所もほとんど考えなくていいので、余るぐらいに持っていくと何かと使う場面も多くて助かります。
ちなみに、ここでいう”ゴミ袋”ですが、コスト的な事を考えると普段家庭で使用しているゴミ袋が一番理想的です。キャンプから帰ってきた後に、中身を取り出してゴミ袋自体を乾かしてしまえば、そのまま普段通りゴミ袋として使えるからです。
あえてデメリットを挙げるとすれば、帰ってから濡れたゴミ袋が結構溜まってしまう事でしょうか。ひどい時は10枚以上使う時もあります(^_^;)
雨のキャンプで”ゴミ袋”の【メリット/デメリット】
- 撤収にかかる作業時間の短縮
- 車内の濡れる部分が少なくなる
- 家に帰ってから再利用が可能
- 特に無し
ブルーシート
最後にご紹介するのはブルーシートになります。雨のキャンプという”くくり”でなくても、何かと便利で万能なイメージのあるアイテムですが、役立つポイントをご紹介します。実は雨が降っている最中には役立つタイミングは少なくて、雨上がりの後・急な雨が降るときなど、天気の切り替わりのタイミングで使用することが多いです。
私が一番便利だと感じている部分は、雨上がりのキャンプ場に到着して荷下ろしをするタイミングです。キャンプ場に到着した時に雨が止んでいたとしても、地面はビショビショになっている場合が多いです。でも設営のためには車から荷下ろしを行わないといけません。そういう時にブルーシートの出番になります。濡れている地面にブルーシートを広げて、その上に荷物を置けば濡れないので大丈夫です。場合によっては、そのままブルーシートの上にギア(クーラーボックスやギアコンテナなど)を置いたままにする場合もありますね!
また、設営中や撤収中に急に雨が降ってきたときには、とりあえず荷物の上にブルーシートを被せておけば荷物がびしょぬれになる事態をある程度防げます。ハードケース系の荷物は仮に濡れてしまったとしてもタオルなどで拭き取ればOKなのですが、着替えなどの荷物などは極力濡らしたくないですし、そういった時に役立ちます。
ちなみにブルーシートは典型的な大は小を兼ねるタイプです。大きいサイズであれば、畳んで使用すれば小さくなりますし、濡れた面を内側に折り返して使えば、再利用的な使い方も可能です。以前に一度地面のコンディションが良くない(水はけが悪い)ところで、グラウンドシートの下にひいて使ったこともありました。
ただ、大きすぎる難点が一つだけあって、帰ってきた後に乾かすのが大変という点です。雑巾などで水分を拭き取ればすぐに乾くとはいえ、大きいとなかなか大変です。生乾きのまま畳んで収納してしまうと、下手をするとカビの元になってしまいますので、手間と時間を惜しまずきっちり乾かすことを意識する必要があります。
雨のキャンプで”ブルーシート”の【メリット/デメリット】
- 濡れた地面に荷物を置ける
- 急な雨の時に荷物を雨から守れる
- 大きいと乾かすのが大変
今回は雨の日に持っていると便利なアイテムをご紹介しました。これらは無くても致命傷にはなりませんが、子連れキャンプだと雨の日の設営や撤収は中々に大変です。そんな中でも少しの時間短縮に繋がるアイテムだと思いますので、次回に雨のキャンプに遭遇しそうなときには参考にしてみてください!
- 傘
- レインウェア
- レインブーツ
- ゴミ袋
- ブルーシート
最後までご覧いただきありがとうございます。