皆さん、こんにちは(^▽^)/
先日、兵庫県神戸市にある水族館【atoa(アトア)】に行ってきましたので、アクセスやどんな様子だったなのかをレビューしていきたいと思います。atoa(アトア)は2021年にオープンしたばかりの新しい水族館なのですが、とてもオシャレな水族館です。オフィシャルHPにも劇場型アクアリウム(AQUARIUM×ART)と書かれていますが、”水族館”と言う分類でいいのかな?と思うような雰囲気でした。
雰囲気が大人寄り(映え系)なのもあり、子どもたちにはどうなのかな?とも少し不安があったのですが、十分楽しんでいたので、大人だけでも家族ででも楽しめると思います。それでは、どんなところだったのかご紹介したいと思います。
atoa(アトア)/基本情報
- 基本料金:@2,400/大人、@1,400/小学生、@800/3歳以上
- 所在地:兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
- 駐車場:無し ※すぐ近くにタイムズ 神戸新港町あり
- 営業時間:10:00~21:00(年中無休)
- 予約:日時指定入場制(事前予約必要)
- HP:https://atoa-kobe.jp/
料金に関しては、GWや盆休みは少し(1割ほど)高くなるようです。駐車場に関しては、最寄りのタイムズからは直結の連絡橋ができていたので、一番アクセスがいいのはこちらだと思います。他にも駐車場は何カ所かあったみたいなので、一番安い所を探すのもいいかもしれません。
なお、予約に関しては入場日の1か月前から可能です。滞在時間に制限はありませんので、入ってしまえばのんびり見ることは問題ありません。
アクセス
アトアへのアクセスについては、主に「車」「電車(バス)」のどちらかになるかと思います。車に関しては前述の通りすぐ近くに駐車場もありますので、車で行くかどうかを選ぶだけになります。問題は電車とバスの使い方になります。その点について少し補足しておきたいと思います。
電車の最寄り駅については、三宮駅(JR・阪急・阪神)もしくは元町駅(JR・阪神)のどちらかになります。純粋な距離だけでいけば元町駅の方が若干近い(徒歩3分程度)です。乗り換えや諸々の使い勝手など考えれば三宮駅から歩いてしまった方がトータル的には早いと思います。三宮駅から徒歩で向かう場合、ルートにもよりますが15~20分前後ぐらいで到着します。
- おすすめルート①:三宮駅から京町筋を真南にまっすぐ向かう。
おそらく最短距離になるので、時間も一番早いです。
ただし、日影があまりないので夏場は結構暑いかも。 - おすすめルート②:地下道を通って東遊園地経由で向かう。
さんちかの【C8】出口を利用、全体の半分ぐらいは地下なので涼しい。
ただし、若干斜めに遠回りなので距離は少しだけ長い。 - おすすめルート③:三宮駅からバスに乗ってしまう。
三宮駅からポートループに乗ってアトアのすぐ近く(新港町)までバス。
ただし、バスの時間が合わないと歩いた方が早い。
今回、私のジジ&ババと現地集合で一緒に行ったのですが、ジジ&ババはルート③で来ていましたし、我が家はルート②を使いました。
ちなみに帰りはルート①でした。バスの時間が20分後だったので、『歩いた方が早い!』となって歩きました。さすがに帰りは少し疲れましたけど(^_^;)
どのルート(方法)もメリットデメリットありますので、状況に合わせて検討するのがいいかもしれません。ちなみに、ルート②の東遊園地には【こども本の森 神戸】がありますので、両方の予約を詰め込んでしまうという荒業も可能です。中之島の方は以前に行ったことがありますが、神戸の方はまだ行ったことがありませんので、いつか行きたいと思います!
▼「こども本の森 中之島」の紹介記事はこちらです。
館内の様子
エントランス
アトアの入り口は2Fになりますので、タイムズから来た場合は連絡橋で直結、電車・バスの場合はエントランスから階段を上ったところが入口になります。
こちらがエントランスです。南西側にあるので、来るルートによっては『入口どこ?』って一瞬悩むかもしれません。この奥の階段を上ったところが入口になります。
展示場所
大きく分けて2F・3F・4F(屋上)の3つにエリアが分かれています。それぞれのフロアで複数の展示ルームがあるような形になっています。
※アトア(公式)のフロアガイドが結構分かりやすいので位置関係などはこちらを参照してください。
主に2F・3Fの写真ですが、どの場所も照明などを工夫して空間全体をディスプレイするような仕掛けになっている部分が多かったです。場所によっては、魚などを見て楽しむというより、空間を楽しむ方がメインなのかな?みたいな部分もありました。3枚目の写真は床がすべてガラス張りでその下にコイが泳いでいます。
こちらは、【MIYABI/和と灯りの間】にある金魚たちの展示場所です。あまり水族館で金魚と言うイメージは無いので珍しかったのと、和の空間というコンセプトに合わせての金魚だと思いますが、展示方法含めて面白いですね。
このエリアは惑星をイメージして球体の水槽(日本最大級とのこと)ですが、この部屋全体にレーザーが光っていますし、定期的にミストも出てくるので、部屋自体の空間を楽しむ場所ですね。ただ、あまり水槽に近づいて魚を見る人は少なかったですね。レーザーパフォーマンスが繰り返し行われているので、どちらかというとそっちに意識が行っちゃって、水槽はただのオブジェになってしまっていたのが少し残念かもしれません。
音楽も静かなものが流れていますが、薄暗くてレーザー光があって音楽って組み合わせなので、ある意味クラブですよね(笑)
幻想的で厳かなのでヤンチャなイメージは全くないですけど(^_^;)
美術館?!
行った時は地球の神秘的な写真なんかが展示されている部分もあります。もう完全に美術館ですね。その他にも色々仕掛けのあるエリア(ペンギンのおならの匂いとか)もあるので、単純に生き物を見て『わぁ~』っていう場所ではなく、飽きずに楽しめるようになっています。
屋上テラス
こちらは屋上にお住まいのカピバラさん。何故水族館にカピバラなのかよく分かりません(ワラビーとか陸ガメもいました)が、ダラダラと緩い雰囲気で落ち着かせてくれます。
※手前の水場は3Fの水槽につながっているので、運が良ければ3Fからもカピバラが見えるかもしれません。
屋上の展望デッキから西方面(モザイクなど)の写真です。海沿いなので風がすごく気持ちい場所でした。展示エリアとしては屋上で終わりなので、エレベーターで1Fに行って終了になります。
ショップ
先ほどの展望デッキからエレベーターで1Fに降りてくると、残りはミュージアムショップのみになります。このショップの手前にゲートがあり、ショップに入ってしまうと再入場ができませんので、注意してください。
その他(KPM)
全景の写真をあえて載せていませんでしたが、アトアは【KPM 神戸ポートミュージアム】の施設の一部になっています。
神戸ポートミュージアムは、アクアリウム、フードホール、ブライダルデスクで構成された複合文化施設です。
そのシンボリックな外観は「隆起する大地と侵食する水により生まれた造形」を表現しており、新しい文化と食を体験できる、神戸のウォーターフロントエリアに誕生した新しいランドマークです。
出典:KPM 神戸ポートミュージアム[公式] (kobe-port-museum.jp)
アクアリム=atoa(アトア)になり、今までご紹介してきた部分ですね。
フードホール=【TOOTH MART】です。先ほどのショップの写真の右奥に写っているところが入口です。また、この全景の写真の右側にテラス席が少し見えていますが、ここで食事をして帰ることも可能です。ただ、小学生の子連れはメニュー的に微妙かもしれません。むしろ夜にワイワイがメインな感じです。
そして最後のひとつがブライダルデスク=VOYAGE KOBE、結婚式場(プランニング・コーディネート)です。アトアでの式(もちろん館内貸し切り)も可能みたいですし、神戸の旧居留地&ハーバーランドでの写真撮影プランとかもあるみたいです。
注意点と残念な部分
最後に少し気になった点をいくつか述べておきたいと思います。
アクセスの悪さ
最初にアクセスについて少し書いていますが、神戸と言いつつかなり海沿いなので、中心地の三宮からは少し離れています。車で来るならあまり問題になりませんが、電車で来る場合は少し注意が必要です。電車を降りてから30分近く歩く可能性があるので、到着したらすでに疲れている(夏場は特に)なんてことがあります。
意外に狭い(小さい)
到着した時に外観を見て『もしかして…』と思っていましたが、規模としては小さいです。水族館という認識ではなく、魚なども見れる芸術(?)施設、というようなイメージで行った方がいいと思います。海遊館などのような一般的な水族館ではないので、純粋に水族館として評価するなら展示数などの規模もかなり少ないので、かなり微妙な評価になります。そもそも爬虫類や哺乳類も割といたので、分類が難しい施設ですね。
ただ、演出面でかなり工夫している部分もありますし、そういう部分も含めて総合的に複合施設として考える方がいいと思います。
休憩場所が少な目
規模が小さいのと大半が屋内なので不要と言えば不要ですが、休憩場所が全体的に少ないです。各エリアに少しずつベンチ的なものが置かれていますが、”家族みんなで椅子に座ってお茶飲んで…”というような休憩場所はほぼ無いです。
スペースの都合上、余裕が無かったのだと思いますが、4F屋上のカフェぐらいしかありませんので、規模の割に疲労感が残りやすいかもしれません。
コストパフォーマンス
世の中お金が全てではないとは思いますが、内容と金額を考えると少し残念かな?というのが正直な感想です。大人2400円って実は海遊館と同額です。海遊館にはない魅力はもちろんあるとは思いますが、好みが分かれる場所だと思います。同じ神戸市にある須磨水族館は大人700円(整備中なのもあり少し安い)ですが、水族館としてはここよりはるかにボリュームがあります。
最初にも少し書きましたが、”水族館”として見てしまうと消化不良になるかもしれません。
と言う訳で、今回は神戸にある水族館 atoa(アトア)のご紹介でした。最後にも少し触れていますが、水族館という分類に収まりきらないタイプの施設ですし、写真映えしやすい工夫が多いのでそれはそれで色々と楽しめました。(実際、ファミリー以外の人も多かったです)
※ちなみに、この日の午後は北野異人館まで足を伸ばして【神戸トリックアート・不思議な領事館】に行ってきました。
それでは、参考にしてみてください!
行ったトコロ
最後までご覧いただきありがとうございます。