皆さん、こんにちは(^▽^)/
本日は、ベランダに保管している薪について、乾燥がどれぐらい進んでいるのかを計測しましたので、その結果をご紹介したいと思います。2021年12月に初回計測を行っており、今回は約4か月後の計測となります。元々ある程度乾燥が進んだ薪を計測したのもあり、もうそんなに乾燥は進まないと考えてはいましたが、予想外に乾燥が進んでいました。
また、色々な意見もあるかとは思いますが、一般的に焚き火をするにあたって薪は乾燥している方が燃えやすく煙も少なくなります。そのために、自宅のベランダに薪を保管しておく棚を作成したのですが、常に乾燥した薪をキープできるというのは非常にメリットが大きいというわけです。
それでは、測定結果も含めてご紹介してきたいと思います。
計測するにあたっての注意点
結果のご紹介の前に、計測を行うにあたって注意した部分になります。
- 同じ部分(面)で測定を行う
- 一度差し込んだ穴は使用しない
- 同じ天候条件(晴れた日の午前中)に測定する
本来は薪を割った中身の部分を測定しないと正確な含水率は分からないとも言われていますが、一度割ってしまうと次回の測定が同じ条件にならないので、今回は見送っています。あくまで外側部分からの測定でどれぐらい変化するのかを見る形です。
そもそも、含水率を測定するのに毎回ベランダで薪割りしてられない(笑)
側面に差し込むだけでも傾向は分かるので、個人的にはそれでいいのでは?と思っています。
ちなみに、私が使用している薪は廃材の端材とかが多いので、木の種類はバラバラですし、入手時点ですでに乾燥が進んでいるもの(含水率20%以下)が多いので、もっと含水率の高いものだったら、もっと激しく乾燥が進むかもしれません。
4か月間での含水率の変化
それでは、4か月間での含水率がどれぐらい変化したのかを見ていきたいと思います。まずは結果(写真)からです。
※写真の”↓”は初回に測定した面を差しています。
こちらはおそらく広葉樹の薪です。
2021年12月:12%
▼
2022年4月:8%
元々12%なので、もう変わらないかと思っていましたが、案外乾燥が進んでいました。遂に1桁突入です。
こちらはおそらく針葉樹の薪です。
2021年12月:10%
▼
2022年4月:3%
こちらは元々10%でしたが、かなり進みました。実際のところ、内部はもう少し高い数値だと思いますが、かなりカラカラです。
こちらは何か不明ですが、かなり軽いので針葉樹かと思います。
2021年12月:8%
▼
2022年4月:2%
ほぼ0%に近づいています。水分計の針を刺す部分によっては0%が表示されてしまうぐらいです。こちらもちゃんと乾燥が進んでいるのが分かります。
まとめ
結果の写真の通り、元々10%程度の含水率でもきっちり下がっているのが分かります。薪割りしてみて中身を測定すれば実際の含水率も分かると思いますが、4か月ベランダに放置すれば、表面付近に関してはそれなりに乾燥が進むことが確認できました。
10%を下回るぐらいから乾燥スピードはもっと遅くなると思っていたので、意外な結果でした。ただ、表面付近だけが乾燥が進み、中身はほとんど変化していないかもしれませんし、そういった部分の確認についても時間のある時に改めて確認してみたいと思います。
もちろん、時期の影響はあると思いますので、梅雨時期など湿気の多い時期だとここまで乾燥は進まないかもしれませんが、ベランダで薪を一定期間保管した後にキャンプに持っていくというのは、焚き火が快適に行いやすくなるという意味でも十分価値があると言えるのではないでしょうか。
色々な薪の種類でも同じような傾向が見られそうなので、自宅で薪を保管される方は参考にしてみてください!
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